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Monday, January 17, 2022

“知らないからこそ伝えたい” 若者が被災者の声SNSで発信|NHK 兵庫県のニュース - NHK NEWS WEB

taritkar.blogspot.com

阪神・淡路大震災の追悼のつどいが開かれている神戸市の公園で、震災後に生まれた若い世代が当時を知る人たちに体験談や教訓をインタビューし、SNSで発信する活動を行っています。

活動を行っているのは震災の追悼行事でボランティアを行う神戸市の市民団体、「1.17希望の架け橋」で、36人いるメンバーは全員が震災後に生まれた10代から20代の高校生や大学生などです。
直接、当時のことを知らないからこそ、震災を経験した人たちから体験談を聴き、自分たちと同じ、震災を知らない世代に伝えていく必要があると活動を続けています。
若い世代が受け入れやすいSNSで発信することで記憶を記録として残していきたいと、17日は追悼のつどいが開かれている神戸市中央区の東遊園地を訪れた人に声をかけ、インタビューを行いました。
震災を経験した人たちから「子どもの友達の母親が亡くなり遺体を一緒に弔った」とか「断水で水が止まり、お風呂に入るのや水をもらうのに2時間以上も並んだ」などといった話を聴くと、うなずきながら動画に収めていました。
インタビューを受けた神戸市の60代男性は「バトンを渡すというか、神戸で実際に起きたことを、若い人たちが活動を継続することで伝えていただきたいです」と話していました。
団体のメンバーの石田瞳さん(19)は「最初、話しかけるときは話しかけていいのかなとためらいましたが、実際に声をかけると当時のそれぞれの経験を教えてもらうことができました。映像として残し、同じ世代、次の世代につないでいきたいです」と話していました。
団体の代表を務める藤原祐弥さん(19)は「震災を体験された方たちの思いを、自分たちがこの先語り継がなければと思います。SNSを活用して若い世代に震災について考えてもらうきっかけにしてほしいです」と話しています。
団体は、先月、神戸ルミナリエの代替行事が行われた会場でもインタビューを行い、編集した動画を12日にインスタグラムで公開していて、17日に収録したインタビューの動画についても、順次、発信していくことにしています。

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