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Friday, February 18, 2022

福島原発の被災者が意見陳述 玄海原発1万人訴訟 - 佐賀新聞

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 佐賀県内外の住民ら1万人以上が、国や九州電力に玄海原発(東松浦郡玄海町)の全基の操業停止を求めている訴訟の第38回口頭弁論が18日、佐賀地裁(三井教匡裁判長)で開かれた。2011年3月の東日本大震災で被災した福島県の今野秀則さんが「原発事故で大切な生活が突然奪われた」などと意見陳述した。

 今野さんは東日本大震災が起きた際、福島県浪江町津島地区に住んでいたといい、福島原発事故の影響で地区の全域が「帰還困難区域」となった。現在も県内の別の場所で避難生活を余儀なくされているとし「私たちには何の罪もなく、理不尽で不条理」と訴えた。

 原発事故直後の避難所について「足の踏み場がないほどの混雑。騒然とした雰囲気と底知れぬ不安に包まれた」と述べた。

 「原発なくそう! 九州玄海訴訟」原告団(長谷川照団長)が提訴している。

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