東北地方を中心とする16日の地震で最大震度6強を観測した宮城、福島両県では18日、悪天候が予想される中、陸上自衛隊による給水など、被災者が日常生活を取り戻すための支援が続けられた。車両が脱線した東北新幹線でも復旧作業を継続。早期再開を目指した。
陸自は宮城県栗原市などで給水支援。約1500戸が断水した瀬峰地区では、1トンの水を積んだタンクトレーラー1台が到着し、午前6時に自衛隊員3人が給水場を開設した。午前8時半には、給水を知らせる市の防災無線が鳴り響いた。福島県相馬市では大部分で断水が続き、陸自などが公民館や公園、小学校などで給水活動をする用意をした。
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