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Sunday, August 7, 2022

弱った被災者から金銭だまし取る悪質業者…卑劣な3つの手口と対処法 - Finasee(フィナシー)

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〈前半のあらすじ〉

佐藤さん(仮名、50代)は妻と大学生の息子、高校生の娘の4人暮らし。自宅の老朽化が進み、修繕の必要性を感じつつも先延ばしにしていたところ、台風被害に遭い屋根の傷みが一気に進行し雨漏りする状態になってしまいます。

すると、「屋根を無料点検する」という業者が自宅に来訪。「状況によっては無料で工事できる可能性がある」というので、佐藤さんは早速点検を依頼します。そして点検後、業者から“ある言葉”を聞いた佐藤さんはその場で工事の契約書にサインしました。

ところが、工事が済んだ後になって業者から高額請求の連絡が。その額なんと300万円……。一体なぜそんなことに? 泣く泣く全額払ってしまった佐藤さんを救う方法は?

●なぜ? 佐藤さんがだまされた業者の“ある言葉”とは… 前半の記事はこちら>>

災害時の悪質商法のパターンと具体例

災害時には、焦って普段の判断力が失われてしまう方も少なくありません。また多くの方の家が傷むケースが多く、悪質業者にとっては非常に「良い漁場」となります。災害が起こると、その後に悪質業者が訪問販売をするケースが非常に多くなります。

「屋根の無料点検をします」と言って高額な修理契約をさせたり、「保険金が出ます」と言ってお金をだまし取ったりするケースが多数です。時には保険金詐欺絡みのパターンもあるので、巻き込まれないように注意しなければなりません。

以下では災害時の悪質商法でよくあるパターンを具体例にして3つ、ご紹介します。

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