おととしの豪雨のあと、熊本県相良村に整備された仮設団地について、このまま住み続けたいという被災者の要望を受けて村に無償で譲渡されることになり、22日、引き渡し式が行われました。
熊本県相良村に無償で譲渡されたのは、13世帯・23人が暮らしている「松葉仮設団地」です。
松葉仮設団地はおととしの豪雨のあと、県が原則2年の入居期限で相良村に建設しましたが、「このまま住み続けたい」という被災者の要望を受けて譲渡されることになりました。
22日は関係者およそ40人が出席して引き渡し式が行われ、リース業者から吉松啓一村長に引き渡し証が贈られました。
おととしの豪雨で建設された仮設団地が自治体に譲渡されたのは今回が初めてで、松葉仮設団地は今後相良村が管理し、2DKは月額1万円、3Kは月額1万2000円の家賃で引き続き入居できます。
自宅が全壊する被害を受けて入居している80代の女性は「うれしいです。他のところに住むお金も力も無く、ここに住み続けます」と話していました。
県によりますと、おととしの豪雨のあとに人吉市や球磨村など7つの市町村に仮設住宅が808戸整備され、このうち740戸の木造仮設住宅については、今後、解体せずに住まいとして活用するかどうか自治体や被災者の意向を聞いて対応するとしています。
からの記事と詳細 ( 相良村の松葉仮設団地 豪雨被災者の要望受け県が村に譲渡|NHK 熊本県のニュース - nhk.or.jp )
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