災害時に医療・救護活動の拠点となる東京・墨田区の災害拠点病院で、首都直下地震が起きた時に新型コロナウイルスの感染を防ぎながら被災者の治療にあたるための訓練が行われました。
訓練は、墨田区の「東京曳舟病院」で行われ、医師や看護師のほか、区や消防の職員など合わせておよそ150人が参加しました。
首都直下地震が発生し、多数のけが人の中に新型コロナの感染が疑われる患者がいるという想定で訓練が始まると、病院の前のテントにはけが人が次々と運び込まれ、医師らがけがの程度に応じてタグを付け、トリアージを行いました。
さらに、発熱やけん怠感など感染が疑われる症状があるか聞き取りをして、患者の状態をすばやく見極めていました。
そして、症状がある患者は、ほかの患者と接触して感染が広がらないように隔離されたエリアに運び、感染防護具を着た医師が検査や診療を行うなど一連の手順を確認していました。
東京曳舟病院の三浦邦久副院長は「災害対応の際に感染防護具を着用していると看護師らとの連携が取りづらく、頭もクラクラしてくることが改めてわかった。反省や課題を実際の現場対応に生かしたい」と話していました。
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