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Wednesday, May 3, 2023

熱海土石流から1年10か月 遺族や被災者が黙とう|NHK 静岡県の ... - nhk.or.jp

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熱海市で大規模な土石流が発生してから1年10か月となる3日、土砂が流れ下った現場近くでは、遺族や被災者が犠牲者を悼んで黙とうをささげました。

おととし7月に熱海市伊豆山地区で発生した大規模な土石流の被害では、災害関連死を含めて28人が亡くなりました。
発生から1年10か月となる3日、犠牲者の遺族や被災者5人が土砂が流れ下った現場近くに集まり、消防に最初の通報があった午前10時半ごろに黙とうをささげました。
最後の行方不明者でことし2月に死亡が確認された太田和子さん(当時80)の長男の朋晃さん(57)は「母や亡くなった人の冥福をお祈りしました。安らかに眠ってほしいです」と話していました。
また、土砂が流れ下った川の周辺を原則、立ち入り禁止にしていた「警戒区域」の指定を、熱海市がことし9月1日に解除すると発表したことについて、「ここから見える景色は全然変わらないので、このまま帰されてもどうなのかなと思います。これからどういう状態になるか楽しみでもあり心配でもあります」と話していました。
自宅が全壊する被害を受けた太田かおりさん(57)は警戒区域の解除後も地区を離れた生活が続くと不安を口にしました。
太田さんは「いつ戻れるのか確定せず漠然と待っていられません。復興に向けて一歩踏み出そうと思えることが復興の一歩なので市には住民に寄り添って街づくりに反映してほしいです」と話していました。

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