広島県で21日に開かれる全国都道府県対抗男子駅伝競走大会に、入善町入善中学校の3年生3人が出る。9日に町役場で激励会があり、大村蘭月さんが「県の代表としてチームに貢献できる走りをしてきます」と抱負を述べた。
小坂玲央さんと米沢剛喜さんは体調不良で欠席した。3人は昨年12月の全国中学校駅伝に出場した入善中の主力選手。
大村さんは能登半島地震にも触れ、「家に被害はなかったけど怖かった。地震のさなかに走ることができるのは幸せ。自分が良い走りを見せれば、県内で被災した方々も笑顔になってくれると思う」と述べた。同席した母真子さん(42)も「被災して苦労している方々のためにも良い走りを」と願った。(島崎勝弘)
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