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Monday, January 22, 2024

石川 2次避難が進まない 移動できない被災者の事情とは - nhk.or.jp

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能登半島地震から22日で3週間となるなか、石川県加賀市内の旅館やホテルなどの2次避難所に避難している人たちからは、住んでいた場所に戻りたいという声が聞かれた一方、余震が続く地域に戻るのは怖いという声も聞かれました。

加賀市では、2次避難所として21日までに23の宿泊施設で合わせて1389人の被災者を受け入れています。

市内の山代温泉の旅館では、22日、地元の美容師などが無料で散髪を行い、避難している人たちが次々に訪れ明るい表情を見せていました。

地震のあと一時、孤立状態になっていた輪島市大沢町から避難してきた西川みよ子さん(88)は「輪島の避難所では電気も水もなく大変でしたが、いまは快適な生活が送れています。とてもありがたく助けられていますが、いつかは地元に帰りたい気持ちが強いです」と話していました。

また、一時は地元に残る決断をしたものの、家族に説得されて4日前に夫と避難してきた輪島市山本町の高地ワカさん(86)は「輪島に残りたいと思って避難生活を送っていましたが、先に来ていた孫たちを追う形で避難してきました。家は半壊状態ですが、できれば今後、輪島に戻って生活がしたいです」と話していました。

一方、津波の被害を受けた能登町立壁から夫と避難している松浦久江さん(76)は「この3週間はあっという間でした。地震が起きたときはお風呂に入っていて、津波に巻き込まれるぎりぎりのところで避難しました。能登は地震が続いていて戻るのが怖く、できれば金沢や加賀で今後も生活したい」と話していました。

小松市で暮らしながら松浦さんの避難生活を支援している娘の谷徳枝さん(51)は「地震のあと、両親とは連絡が通じず、避難所で会えたときにはほっとしました。今後は両親のアパートなどを借りて生活ができるよう支援していきたい」と話していました。

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