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Monday, March 25, 2024

震災30年 武庫川を隔てて(5) 被災者を癒やした銭湯 - 神戸新聞NEXT

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 阪神・淡路大震災の後、西宮の人たちは武庫川を越えて尼崎の銭湯に通ったと聞いたことがある。武庫川に架かる甲武橋を渡って尼崎市に入り、「三興湯」へ向かった。

多くの被災者を癒やした銭湯。「何時間も入る人は多かった」と店主の井上三喜保さん=尼崎市武庫の里2

 男女計300人が一度に入浴でき、駐車場も60台分ある。「震災後は100人くらいの行列ができて、毎日、駐車場の交通整理に追われたわ」と店主の井上三喜保さん(78)。

 自宅も兼ねる鉄筋2階建ての壁にひびは入ったが、井戸水を利用していることもあり、震災直後から湯を沸かせた。まずは近所の人に無料開放し、1週間後に通常営業を始めると被災者がどっと押し寄せた。

開店と同時に一斉に入店する常連客ら=尼崎市武庫の里2

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