天皇、皇后両陛下が能登半島地震の被災者を見舞うため、石川県を訪問される方向で宮内庁が調整していることが21日、分かった。時期は3月下旬を軸に検討している。宮内庁関係者によると、両陛下は多くの犠牲者が出て、避難を余儀なくされている人が多数いることに心を痛めている。現地へ赴き、直接人々を励ましたい考えという。
関係者によると、空路で石川県入りし、輪島市や珠洲市などを視察する見通し。道路状況などを考慮し、移動にヘリコプターを使うことを検討している。被災者と懇談する機会も調整しているという。
2019年の即位後、両陛下が災害発生から間もない被災地に入るのは、台風19号などで大きな被害を受けた宮城、福島両県を19年12月に訪問して以来となる。
元日に起きた能登半島地震で、両陛下は直後から被害状況を案じた。関係者によると、できるだけ早く訪問したい意向を示す一方、被災者支援や復旧に向けた取り組みに支障が出ないようにしたいとの思いがあるという。宮内庁は現地の状況を踏まえた上で、石川県などと調整を進める。
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