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Sunday, April 3, 2022

熱海土石流 発生から9か月で遺族・被災者が黙とう|NHK 静岡県のニュース - nhk.or.jp

taritkar.blogspot.com

熱海市で大規模な土石流が発生してから3日で9か月です。
土砂が流れ下った現場近くでは、遺族や被災者が集まり犠牲者を悼んで黙とうをささげました。

去年7月3日、熱海市伊豆山地区で発生した大規模な土石流の被害では、これまでに災害関連死も含めて27人が亡くなり、今も太田和子さんの行方がわかっていません。
発生から9か月となる3日、被災現場の近くには遺族や被災者などおよそ15人が集まり、慰霊のために設置した小さな台の前で1人1人が順番に線香を手向けて静かに手を合わせました。
そして消防に最初の通報があった午前10時半ごろに全員で黙とうをささげました。
「被害者の会」の会長で亡くなった瀬下陽子さんの長男の瀬下雄史さん(54)は「現場をみるとやはりつらいです。何か月たったからといって気持ちが変わることはなく、思い出すたびに苦しい時間を過ごさなければなりません」と述べました。
その上で、遺族や被災者などあわせて84人が盛り土を造成した不動産会社の元代表や今の土地所有者などに対して、57億円あまりの賠償を求めている裁判が5月18日から始まることについては、「土石流の発生についての原因の究明が進み、責任の所在が明らかになってほしいです。最終的には再発防止につなげたい」と話していました。

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