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Tuesday, January 30, 2024

被災者同士「一息つける居場所」を 居酒屋やカフェ、語らいの場続々 - 毎日新聞

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避難所に設置された「語ろう亭」で乾杯する避難者たち=石川県七尾市で2024年1月27日午後8時24分、柴山雄太撮影 拡大
避難所に設置された「語ろう亭」で乾杯する避難者たち=石川県七尾市で2024年1月27日午後8時24分、柴山雄太撮影

 ともに支え合おう――。能登半島地震の被災者らを元気づけようとする場所が次々と生まれている。被災体験を語り合ったり、カフェでほっと一息ついてもらったり。「友達が増えて楽しい」との声も上がり、新たなコミュニティーが広がりつつある。

 「かんぱーい」。避難所になっている石川県七尾市の田鶴浜体育館で声が響いた。「語ろう亭」と名付けられ、小部屋に被災した人たちが集まっている。

 切り盛りするのは原島敬之(ひろゆき)さん(62)。バスケットボールBリーグ3部の金沢武士団(サムライズ)アドバイザーで、普段からこの体育館で練習してきた。

 原島さんは七尾市内の自宅アパートで被災し、翌日から体育館で炊き出しを続けている。2週間たった頃、原島さんは避難所でビールの空き缶を見かけた。チームの運営会社社長を務める中野秀光さん(65)に話すと、「みんなが語り合える場を作ろう」。

 体育館2階の小部屋が使えることになり、18日にオープン。営業は午後8時からの1時間限定だ。原島さん夫妻が炊き出しの合間に仕込んだ料理など3~4品が用意され、お酒を持ち込んだり、買ったりできる。

 常連となった吉川昇さん(89)はお茶で乾杯。「友達が増えてうれしい」と笑顔だ。27日に初めて訪れた大森秀次さん(68)は3週間ぶりのビール。「同じ被災者同士で話しやすく前向きになれる」と語った。

 原島さんは「不謹慎に思う人もいるかもしれないが、一息つける居場所は大切。せっかくできたコミュニティーなので、なるべく続けられたら」と話す。

自宅車庫に作った「復興カフェ」で友人らと語り合う大工佳子さん(左)=石川県輪島市で2024年1月27日午前11時32分、林みづき撮影 拡大
自宅車庫に作った「復興カフェ」で友人らと語り合う大工佳子さん(左)=石川県輪島市で2024年1月27日午前11時32分、林みづき撮影

 大規模な火災が起きた輪島市河井町では、漆器製造販売の老舗「蔦屋漆器店」の大工佳子さん(62)が「復興カフェ」と命名し、地元の人たちを集めている。

 大工さんは、夫素也(もとや)さん(62)と160年以上続く漆器店を経営。倒壊や火災は免れたが、再開のめどは立っていない。それでも、「前を向こう」と一念発起した。

 自宅から炊飯器やトースターを引っ張りだし、車庫に簡易キッチンを作った。キャンプ用のテーブルや椅子を広げ、亡くなった親族との思い出や避難所での苦労、そして復興。さまざまな話題が飛び交う。

 輪島塗職人の若い男性は「仕事を続けるか迷っている」と不安を打ち明けた。みんなで「がんばろかいね」と背中を押すと、男性は「久しぶりに楽しかった」と表情を緩めたという。

 「うちだけが一軒残ってもだめ。輪島全体が一つの工房のようなものだから、みんなで良くならないと」。大工さんはふるさとを守っていこうと決意している。【柴山雄太、林みづき】

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能登の被災者5割超、仕事や介護理由に「2次避難に応じるつもりない」…読売アンケート調査 - 読売新聞オンライン

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 能登半島地震の発生から1か月を前に、読売新聞は石川県内の被災者133人にアンケート調査を実施し、被災地外への「2次避難」について、「応じるつもりはない」と回答した人は、必要を感じない人を除くと68人で、5割超に上った。仕事や家族の介護・子育てなどの事情で地元を離れることをためらう被災者の実情が浮かび上がった。

 県は被災者の災害関連死を防止するため、ホテルなどの2次避難先を県内外に確保し、学校などの「1次避難所」などで生活する住民に移動を促している。だが、最大3万人超の避難者のうち、2次避難者は約4000人にとどまる。

 調査で2次避難の意向を尋ねたところ、「応じるつもり・申請済み・避難済み」は32人と2割強にとどまった。「応じるつもりはない」と答えた人は89人で、うち21人は「生活に支障がなく、必要を感じない」とした。2次避難に応じない理由を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「仕事」の32人で、「家族の介護・子育て」が14人いた。「その他」では、「残る人たちに申し訳ない」「慣れた環境で生活したい」などの声が聞かれた。

 調査では、自宅の被災状況も尋ねた。地震で「倒壊した」は18人、「傾いた・損壊した」は94人。津波やその他もあわせ、約9割の121人が被害を受けた。

 生活で困っていること(複数回答)は、6割超の86人が「断水」を挙げ、「行政からの情報が十分に入ってこない」(31人)、「睡眠不足」(29人)が続いた。車中泊を経験した人は23人。避難場所を移動した人は85人で、移動回数は多い人で6回に上った。

 調査は23~26日、輪島、 珠洲すず 、七尾市と志賀、能登、穴水町の避難所などで実施。10~90歳代から回答があり、このうち21人は、県外を含む2次避難所や身を寄せた親族宅で聞いた。

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昨年7月記録的大雨の被災者情報、秋田市と民間が共有へ 災害関連死防止狙う|秋田魁新報電子版 - 秋田魁新報電子版

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NPO法人あきたパートナーシップでは他団体と連携しながら被災者が参加できるイベントなどを定期的に企画している(昨年12月撮影)=同法人提供
NPO法人あきたパートナーシップでは他団体と連携しながら被災者が参加できるイベントなどを定期的に企画している(昨年12月撮影)=同法人提供

 昨年7月の記録的大雨で被災した秋田市が、被災者の情報をNPOなどの支援団体と共有する仕組み作りを検討していることが29日、分かった。充実した被災者支援につなげ、生活再建を手助けしたり、災害関連死を防いだりする狙いがある。支援漏れを防ぎ、個別の状況を部局横断で把握するため、個人情報を含む「被災者台帳」の整備も進める。

 支援団体と共有する新たな仕組みは、インターネットのクラウドを活用したサービスの利用を検討している。被災者側の同意が前提となるが、生活の状況や利用している支援制度などの情報を集約。支援に関わる各団体と共有することで、個別のニーズに対応したきめ細かい支援につなげたいとする。

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Monday, January 29, 2024

県外からの「支援者」に被災者たちが炊き出し 「食べるの申し訳ない」そんな気持ち取り払う「復興ごはん」 | 特集 ... - ktv.jp

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県外からの「支援者」に被災者たちが炊き出し 「食べるの申し訳ない」そんな気持ち取り払う「復興ごはん」 2024年01月29日

輪島市では甚大な被害が出た「朝市」の再開に向けた動きが始まり、避難所の高校でも3週間ぶりに水が通るなど、少しずつ復興に向けた歩みが進んでいます。そんな中、被災地に来て作業をする“県外の人”たちに、温かい料理を振舞う活動を行う“被災者”がいます。

■全国から集まる支援スタッフ

■温かい食べ物で県外からの“支援者を支援”する活動

さらに復旧作業にあたる県外の人たちを支援する動きも始まっています。

【橋本由紀さん】 「きょうはフグの味噌仕立てだよ。あったかいし食べていきなよ」

橋本由紀さんは自身も被災しながら、炊き出しを行っています。地元のシェフたちで結成されたグループに所属し、被災者だけでなく、県外から来ている支援スタッフにも温かい食べ物を提供しています。

【橋本由紀さん】「仕事に来てくれてる人が増えてるのに、みんな聞いたらレトルトとか。自販機も動いてないじゃない」

しかし、県外から来た人たちは複雑な思いを抱えていました。

【県外からの支援スタッフ】「市民の皆さんの邪魔をしているんじゃないかという気は少しありますけどね」

支援に来ている自分たちが、被災者のための炊き出しを食べるのは申し訳ないといいます。

■「復興ごはん」県外から来た人は1人500円募金

そこで橋本さんたちが考えたアイデアが…

【橋本由紀さん】「じゃあ、お金払ってもらえば食べやすいんじゃない。お金もらうのは本当の目的じゃないけど、でも食べにくいやろ」

県外から来た人には、1人500円募金してもらい、炊き出しの資金にすることにしたのです。

「復興ごはん」という名前で、被災者のための炊き出しが終わった午後1時ごろから、毎日メニューを変えて提供しています。

【橋本由紀さん】「ここみんな避難民でやってる。お金払って食べてくれたらうれしい。『ありがとう』って言えるじゃない。『ありがとう』って言いたいじゃない。『おいしかった』って言ってほしいし」

橋本さんは県外から支援に来ている皆さんに、元気に声をかけます。

【橋本由紀さん】「白菜いっぱいだから。どうですか、一杯500円で~す」

(関西テレビ「newsランナー」 2024年1月26日放送)

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Sunday, January 28, 2024

被災者の健康、陰で支える 1月5~9日、県支援チーム「DHEAT」初派遣|北日本新聞webunプラス - 北日本新聞社 webun

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 能登半島地震で、富山県は5~9日、石川県に「災害時健康危機管理支援チーム」(DHEAT(ディーヒート))を初めて派遣した。チームは、被災して混乱する輪島市と珠...

残り1367文字(全文:1447文字)

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Saturday, January 27, 2024

珠洲で自衛隊が炊き出し 被災者が列「温かいごはんのありがたみ」 動画:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

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能登半島地震で被害を受けた被災地では、各地で自衛隊による支援活動が続いている。石川県珠洲市では27日、市役所前の広場で、陸上自衛隊の米子駐屯地(鳥取県)の部隊による炊き出し支援が行われていた。午前11時前、16人の隊員がごは... [続きを読む]

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被災者「希望の光だ」 災害ボランティアの活動開始 地震で倒れた家具を次々と… - au Webポータル

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能登半島地震の被災地では、27日から3つの市や町で災害ボランティアの活動が始まりました。依頼した人か...

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Friday, January 26, 2024

被災者のニーズに対応しながら避難所の運営方法学ぶセミナー|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

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能登半島地震で多くの人が避難生活を余儀なくされる中、足の不自由な人や持病のある人など被災者一人ひとりのニーズに対応しながら避難所を運営していく方法を学ぶセミナーが奈良市で開かれました。

このセミナーは能登半島地震で避難生活の課題が指摘される中奈良県女性センターが開いたもので、避難してきた被災者のさまざまなニーズにどう対応するか運営側に立って対応する訓練が行われました。
参加者は6人一組になって足が不自由な人や持病のある人といった避難者の情報が記されたカードを一枚ずつひいていきました。
そして、6人で議論しながら足の不自由な人には階段を上らなくてもいいように1階の避難所に入ってもらったり、発熱している人に別室で休んでもらい持病のある人とは接触しないようにするといった対応を決めていきました。
参加した奈良市の50代の男性は、「色々な事情を抱えた人たちが集まる避難所での対応方法を知ることができた。周りの人たちにも学んだことを伝えたい」と話していました。
講師を務めた奈良県防災士会の石川啓子理事は、「災害弱者と呼ばれる高齢者や持病がある人への配慮の方法を学んでもらいいざという時に備えてもらいたい」と話していました。

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能登半島地震の避難所利用者に「Suica」配布、利用状況やニーズ把握 - ケータイ Watch

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 デジタル庁、防災DX官民共創協議会、JR東日本は、令和6年能登半島地震の被災者が、1次避難所から1.5次避難所や2次避難所へ移動したり、県外の親戚宅や車中泊など、より広域に移動したりする機会が増えており、その過程で居場所や避難所の利用状況などの把握が難しくなっているため、JR東日本の交通系ICカード「Suica」を使って、被災者の所在や行動把握を行うと発表した。

取り組みの概要

 取り組みの概要は、受入体制の整った一次避難所の利用者にSuicaを配布し、Suica受取時に利用者の名前と連絡先などを登録する。避難所の利用時に避難所に設置したリーダーにSuicaをかざすことで、避難所の利用状況を把握し、データを石川県庁に集約する。被災市町のニーズを聞きながら、各避難所の利用者の把握や支援効率化、市町が作成する被災者台帳の基礎情報などに活用する。

 河野太郎デジタル大臣は、1月26日の会見で「本来はマイナンバーカードで実現すべき仕組みだが、マイナンバーカードのリーダーの準備が間に合わなかった」と、マイナンバーカードを使わなかった背景を説明した。また、輪島市におけるり災証明書の申請はその96%がオンラインで行われ、マイナポータルでの申請は全体の3分の1ほどであったことが明かされている。

【河野大臣の会見】

 デジタル庁によると、既にSuicaを持っているあるいはモバイルSuicaなどで利用している人でも、これらのカードを利用することはできず、今回の取り組みで新たに配布されるSuicaの利用が必要となるという。

 今回の取り組みでは、1万8000枚のSuicaとリーダー350台配布する。こうした物品の調達にかかる費用はJR東日本が負担するため、行政や避難者の費用負担は無いという。リーダーは、約310カ所の一次避難所に設置され、避難所の利用者はSuicaに氏名、住所、生年月日、連絡先を登録する。カードやリーダーの準備は既に始まっており、来週中にも配布および利用を開始する計画という。

 大臣会見によると、夜間に一次避難所に滞在する被災者は約1万人だが、夜は自宅で過ごしたり、親戚や知人宅に身を寄せたりする被災者もいるため、支援を要する対象者がどの避難所にどのぐらい居るのかを把握するために、こうした仕組みが必要となる。

 河野大臣は、今回の取り組みでマイナンバーカードを用いない理由について、設置するリーダーがマイナンバーカードの読み取りに必要なNFC TypeBをサポートしていないためと説明した上で、今後の災害に備えてマイナンバーカードの読み取りに対応するリーダーを備える必要があるほか、カードを保有するだけでなく、サイフの中などに入れて持ち運ぶなど携行率も高める必要があるという認識を明かした。

 また、今回はTypeBに対応するリーダーの調達が間に合わなかったが、避難所となる場所にリーダーを設置のうえ、マイナンバーカードの携行率を高めて、避難者が避難所に入所する際に事務手続きが不要になることが理想であると述べた。

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能登半島地震の被災者情報把握にSuicaを活用 マイナンバーカードは利用されず | TBS NEWS DIG - TBS NEWS DIG Powered by JNN

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河野デジタル大臣は能登半島地震の被災者に対し、Suicaを活用して避難所の利用状況の把握などを行うと明らかにしました。河野太郎 デジタル担当大臣「被災者の方々にJR東日本から提供いただいたSuicaを配布し、配…

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石川県 ボランティアを被災地に派遣へ 家財の片付けなど - nhk.or.jp

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今回の地震の被災地などで活動するボランティアについて、26日の時点での受け入れ状況をまとめました。

各地の社会福祉協議会などによりますと、
▽珠洲市では県の特設サイトを通じて募集は行っているものの、受け入れのめどは立っていません。

▽輪島市でも受け入れのめどが立っていません。

それ以外の自治体では募集や受け入れを始めているところがあります。

▽能登町では町内に住む人に限って26日から活動を始めました。

▽穴水町では27日から、県が募ったボランティアの受け入れを始める予定で、家の片づけやごみの廃棄などを行う予定だということです。

▽七尾市では市内に住む人に限って、軽トラックを持ち込んでボランティア活動に参加できる人を募集しています。

県が募集したボランティアとともに27日から活動を始める予定です。

▽志賀町では町内や周辺の市町に住む人から募集して、家財道具の片づけや屋根から落ちた瓦の撤去などのボランティア活動を始めています。

県が募集したボランティアも27日から受け入れます。

▽中能登町では町内に住む人や勤務する人を対象に募集していて、1月30日から被害を受けた住宅の片付けや災害ごみの搬出などを行うことにしています。

▽金沢市では、社会福祉協議会のホームページによりますと、市内に住む人に限って募集し、避難所の運営などを行っているということです。

希望する人は金沢市社会福祉協議会のホームページから申し込むことができます。

▽野々市市は今後のニーズを見極めて募集を検討するということです。

一方
▽川北町ではボランティアの募集は行っていません。

▽小松市では2次避難所でのボランティアを募集しています。

また、市や町とは別に石川県も災害ボランティアの募集を1月6日から始めています。

25日午後2時の時点で
▽県内のおよそ4000人
▽県外の1万500人
合わせておよそ1万4500人が事前登録を行っているということです。

被災地でのボランティア活動について石川県は
▽道路などのインフラが復旧していないことや
▽自治体の受け入れ態勢が整っていないことなどを理由に
事前登録せずに個別で行うことを控えるよう呼びかけています。

一方、27日からは七尾市と志賀町、穴水町に、およそ80人を派遣し、災害ごみの片付けや運搬などを行うほか、輪島市や能登町ではどのような支援が必要か、調査を進めているということです。

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Thursday, January 25, 2024

床や車中で寝泊まりする被災地応援職員 「被災者の環境が一番」と言うけど…「支援者支援」も始まった:東京新聞 ... - 東京新聞

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 能登半島地震の被災地には、全国から自治体や病院の職員ら多くの支援者が駆けつけている。宿泊施設が確保できず、仕事場や車での寝泊まりを余儀なくされる人も多い。支援は長期間続くと予想され、民間や被災自治体では「支援者支援」の動きも出始めた。(上井啓太郎、熊崎未奈)

 「24時間人の出入りがあり、正直寒い。車中泊のエンジン音も響く」。石川県珠洲(すず)市役所の1階で、20日から市民課の空いたスペースの簡易ベッドで寝泊まりする松江市職員の武田芳治さん(51)がこぼす。市役所業務の応援で派遣された。寝袋を使い「被災した市民の皆さんの環境が一番ですから」。

◆「車中泊申し訳ない」民宿が宿泊受け入れ

「じろんどん」でミーティングする城戸教裕さん(右)ら福島県いわき市医療センターのDMATメンバー=石川県能登町で

「じろんどん」でミーティングする城戸教裕さん(右)ら福島県いわき市医療センターのDMATメンバー=石川県能登町で

 支援者を支えようと、同県能登町大箱の水上志都(しづ)さん(54)は、町内で昨年7月から営む民宿「じろんどん」で8日から、支援団体を受け入れている。「来てくれる人たちが車中泊では申し訳ない」。建物は揺れに耐え、住民向けに開放することも考えたが、各地の支援団体から問い合わせが相次いだことを受けた。これまで建設や医療関係など9団体が泊まった。

 「慣れない環境なので、疲弊するとパフォーマンスが下がる。協力してもらえるのはありがたい」。23日夜、じろんどんで同僚3人と机を囲んだ福島県いわき市医療センター災害派遣医療チーム(DMAT)の救命医、城戸教裕(のりひろ)さん(41)が語った。活動拠点の珠洲市の健康増進センターで共に働く医療従事者の中には「センターの2階で寝袋の人もいる」という。

◆「このままではいけない」能登町はプレハブ設置へ

 被災自治体も対策を講じ始めた。能登町には現在、避難所や罹災(りさい)証明担当の応援職員だけで100人以上が町外から来ている。町ウェブサイトに掲載する営業中の宿泊施設のうち11施設は2、3月末までほぼ満室だ。

 町は役場近くの駐車場に、町外からの支援者が業務や宿泊に使える2階建てプレハブ2棟の設置を計画。2月初めの着工を目指し、町総務課の蔭田(かげた)大介課長は「これからも応援が入ってくる中、このままではいけない」と話した。

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家屋損壊世帯に10万円 政府、被災者支援策決定|北日本新聞webunプラス - 北日本新聞社 webun

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2024年1月26日 05:00

ニュースプラン記事

 政府は25日、能登半島地震の非常災害対策本部会議を開き、被災者支援の政策パッケージを決定した。家屋の損害額が一定規模以上などの世帯に10万円を支給する。観光復...

残り714文字(全文:794文字)

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被災者支援で1553億円の予備費使用、あす閣議決定=岸田首相 - ロイター (Reuters Japan)

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被災者支援で1553億円の予備費使用、あす閣議決定=岸田首相

 1月25日、 岸田文雄首相(写真)は、能登半島地震の被災者支援のため2023年度予算から1553億円の予備費を使用すると表明した。首相官邸で4日代表撮影(2024年 ロイター)

[東京 25日 ロイター] - 岸田文雄首相は25日夕、能登半島地震の被災者支援のため2023年度予算から1553億円の予備費を使用すると表明した。あす閣議決定する。

非常災害対策本部会議後、記者団に明らかにした。

岸田首相はまた、生活の再建、なりわいの再建、災害復旧を柱とする被災者支援パッケージをまとめたことを明らかにした。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

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Wednesday, January 24, 2024

能登地震・被災者に届け 浜松・馬淵農園が採れたて野菜:中日新聞しずおかWeb - 中日新聞

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被災地へ送る無農薬野菜をかごに入れる馬淵農園のメンバーたち=浜松市中央区大人見町で

被災地へ送る無農薬野菜をかごに入れる馬淵農園のメンバーたち=浜松市中央区大人見町で

 能登半島地震の被災者に無農薬野菜を届けようと、浜松市中央区大人見町の「馬淵農園」が、採れたての大根やミカンなど12種120キロを石川県の支援拠点2カ所に送った。ボランティア団体による炊き出しに使われる。支援を考えた農園を手伝う小松沙矢香さん(38)は「生命力のある野菜ばかり。温かい食事を被災者に届けたい」と願う。 (高島碧)

 21日、小雨降る畑で5人が大根を採った。根が丸い聖護院大根は1本2キロはあり、抜くと「大きいなぁ」と声が漏れる。馬淵農園では、化学農薬や肥料を使わずに80種を育てる。少量多品種の長所を生かし、段ボールには、ツルクビカボチャやショウガ、ナバナなども詰め込んだ。

大きな大根を引き抜くメンバーたち=浜松市中央区大人見町で

大きな大根を引き抜くメンバーたち=浜松市中央区大人見町で

 小松さんは...

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Tuesday, January 23, 2024

「なぜ自分が」被災者の心の傷に、我々ができる事 - 東洋経済オンライン

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能登半島地震の発生から3週間。被災者の心のケアについて専門家を取材しました(写真:Pahis/PIXTA)

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能登半島地震の発生から22日で3週間経った。被災地では長引く避難生活で健康状態が悪くなり、命を落とす災害関連死が増え始めている。住民を2次避難させる動きも加速している。

重視される災害時の「心のケア」

そんな先行きの見えないなかで重視されているのが、災害時の「心のケア」だ。今後、被災者にはどのような心の不調が懸念され、どのようなケアが必要なのか。我々は被災者とどう向き合えばいいのか。

1月6日から5日間にわたり、石川県に派遣されたDPAT(災害派遣精神医療チーム)に参加した災害精神医学が専門の高橋晶准教授(筑波大学災害・地域精神医学講座)に聞いた。

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「なぜ自分が」被災者の心の傷に、我々ができる事 - au Webポータル

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能登半島地震の発生から3週間。被災者の心のケアについて専門家を取材しました(写真:Pahis/PIXTA)

能登半島地震の発生から22日で3週間経った。被災地では長引く避難生活で健康状態が悪くなり、命を落とす災害関連死が増え始めている。住民を2次避難させる動きも加速している。

重視される災害時の「心のケア」

そんな先行きの見えないなかで重視されているのが、災害時の「心のケア」だ。今後、被災者にはどのような心の不調が懸念され、どのようなケアが必要なのか。我々は被災者とどう向き合えばいいのか。

1月6日から5日間にわたり、石川県に派遣されたDPAT(災害派遣精神医療チーム)に参加した災害精神医学が専門の高橋晶准教授(筑波大学災害・地域精神医学講座)に聞いた。

同講座は震災発生後の1月4日、被災者や震災の情報に接する多くの一般の人たちに対して、「令和6年能登半島地震、ならびに羽田航空機事故に関するこころのケアについて」をホームページで公開した。「安全な場所に避難した後は深呼吸をしたり音楽を聴くなどして気持ちをリラックスさせる」ことなどを勧めている。

筑波大学災害・地域精神医学講座が公開した文書。心を健やかに保つために留意する点を記している(画像:同講座ホームページより)

被災者だけでなく、消防士や救急隊員、警察官、被災した自治体で働く行政職員や病院のスタッフといった救援者・支援者へ向けて注意喚起を行っているのも特徴で、「業務にあたってはこまめに休息をとり、無理をしないでください」と呼びかけた。

高橋さんは「災害時の心のケアの対象となるのは、被災者だけでなく支援者も。災害時の心理状態の変化はある程度パターン化されているものもあるので、参考にしてもらえるよう早めに発表した」と話す。

今は混乱が徐々に収束する「急性期」

つらいことがあった際に生じる心の状況は、時間とともに変化する。

時間の経過はさまざまな考え方があるが、精神面に関して高橋さんらは、以下のように呼び、その時期にあった対応が必要としている。

■被災直後~数日 救命救急や安全の確保が優先される「超急性期」
■1週間~1カ月 発生直後の混乱が徐々に収束に向かう「急性期」
■1~3カ月 徐々に復旧が進む「中期」
■3カ月以降 平常の生活に戻っていく一方で、さまざまな格差が現れる「長期」

3週間が過ぎた現在は「急性期」にあたるが、高橋さんは「奥能登地方へのアクセスは当初は電柱が道路に倒れ、地震でできた道の亀裂や段差により、通常は1時間程度で行ける場所に10時間かかった。これまでの被災地と比べ、能登はこうしたアクセスの困難さもあり、支援が十分に入れていない。余震が続いていることも大きく、急性期が長引いているといえる」と話す。

災害直後に起こる心の状態とPTSD

災害直後、被災者は誰もがショックを受け、茫然自失の状態になる。

それと同時に、大切な人との死別や住宅などの倒壊がもたらす強い悲しみと喪失感、命の危険にさらされた恐怖感、なぜ自分がこのような目に遭うのかという怒り、罪悪感、現実を認めたくない否認など、さまざまな感情が起き、気分の落ち込み、不安、不眠、無気力、興奮状態などが現れる。

しかし、これは「災害という異常事態において起こる強いストレスによって、誰にでも起こる反応です」と高橋さんは言う。

ASD(急性ストレス障害)やうつ病を起こすこともある。

ASDの症状は、災害直後の悲惨な光景を繰り返し思い出したり、逆に感情がマヒして災害に関する情報を避けたり、気が高ぶって些細な刺激に過敏に反応したりするもの。

そうした症状が1カ月以上強く続くと、疑われるのがPTSD(心的外傷後ストレス障害)だ。

だが、「実際にPTSDと診断される率は高くない」と高橋さん。それは、「ほとんどの場合、水や食料の確保、大切な人と連絡が取れるなど基本的なニーズが満たされ、心理的、社会的に適切な支援が受けられれば、災害直後のストレスによる不安、抑うつ、不眠などの症状は時間とともに徐々に低減していく」からだ。

その一方で、PTSDになりやすいハイリスクの人も少なからずいる。

それは、過去の災害で同様の経験をした人や、ショッキングな光景を見た人、津波で流されるなど命の危険を体験した人などだという。こういう人は早いタイミングで精神科医や心理士など、専門家によるサポートを受けたほうがいいとされている。

なかでも自殺念慮(死にたいという気持ちが出てきた状態)や自傷他害(実際に自分や他人を傷つけるという行為をする状態)が見られるような場合は、早急に専門機関に相談すべきと高橋さんは話す。抑うつ、興味・関心の低下、睡眠障害、食欲不振、倦怠感といったうつ症状が出た場合も同様だ。

でも、心の不調は外からは見えにくい。特に、「大丈夫ですか?」と聞かれれば、「大丈夫です」と答える人は多い。

このため、「普段怒らない人が怒りっぽくなったり、飲酒の量が増えたり、普段遅刻しない人が遅刻したり、学校の成績が下がったりしていないか、周りの人が注意深く行動を見守ることが大切です」(高橋さん)。

石川県庁のDPAT調整本部で、活動方針について検討、指示を出している高橋さん。撮影日は2024年1月7日(写真:筑波大学提供)

支援者・救援者の心のケアも必要

支援者・救援者の心のケアも欠かせない。

被災した自治体で働く行政職員、保健師や、被災した病院のスタッフは、支援者であると同時に被災者でもあるが、立場の二重性ゆえに、被災者から心ない言葉をかけられたり、怒りをぶつけられたりするなど、より大きな精神的ストレスを受けることがある。

市民のために昼夜問わず活動せざるをえない人もいる。

「被災者の支援が第一優先なのは間違いありませんが、支援者がいなくなれば被災者を助けることはできません。支援者が心に不調をきたすことのないよう、事前の予防的教育や、上長や組織が個人を守るシステム作りが求められます」と高橋さんは言う。

ライフラインの復旧はなかなか進まず、被災者は厳しい避難生活を余儀なくされている。

石川県は長引く避難生活の環境を改善するため、病気の人や高齢者、妊婦などを中心に、被災地の避難所である「1次避難所」から、被災地以外にある宿泊施設などへの「2次避難」を呼びかけている。

高橋さんは「安全で暖かい場所とご飯と水といったものが少しでも早く手に入れば、体の傷も心の傷も低減するので、できれば2次避難所へ移ってもらったほうがいい」と考える。「心のケアはライフラインや安全な環境が充足される状態になってからスタートするもの。やはり体が資本です」。

今後、被災地は復旧が進む地域、進まない地域が分かれ、平常を取り戻す人、取り残される人と二極化が広がることが予想される。

被災者にはどう向き合えばいいか

私たちは遠方へ避難してきた人など、被災者と向き合うこともあるかもしれない。今つらい思いをしている人たちに、どのように接すればいいのだろうか。

高橋さんは「『頑張れ』と被災者を励ます人がいますが、被災者はすでに頑張っているので、声をかけるときは想像力を働かせることが大事」と助言する。

「自分がその立場だったら、どういうふうに声をかけられたらいいか、どういうふうに言われたら傷つくか、考えたうえで声をかけるよう心がけてください。自分は良かれと思っても、自分の考えを押しつけるのではなく、被災者の声に耳を傾けて」と話す。

これからは命の危険を感じるフェーズから、今後の生活をどうするかという現実的な不安を抱くフェーズに移る。

「被災者の不安な心を回復させるために大切なことは、生活の再建を支援すること。将来への不安を抱えた被災者が孤立し、絶望してしまうことのないよう、不安に寄り添った長期的な支援を体と心のケアと同時に行っていくことが必要なんだろうと思います」(高橋さん)

被災地支援のため筑波大学附属病院(茨城県つくば市)から石川県へ出発するDPATの車。撮影日は2024年1月6日(写真:筑波大学提供)

(井上 志津 : ライター)

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Monday, January 22, 2024

石川 2次避難が進まない 移動できない被災者の事情とは - nhk.or.jp

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能登半島地震から22日で3週間となるなか、石川県加賀市内の旅館やホテルなどの2次避難所に避難している人たちからは、住んでいた場所に戻りたいという声が聞かれた一方、余震が続く地域に戻るのは怖いという声も聞かれました。

加賀市では、2次避難所として21日までに23の宿泊施設で合わせて1389人の被災者を受け入れています。

市内の山代温泉の旅館では、22日、地元の美容師などが無料で散髪を行い、避難している人たちが次々に訪れ明るい表情を見せていました。

地震のあと一時、孤立状態になっていた輪島市大沢町から避難してきた西川みよ子さん(88)は「輪島の避難所では電気も水もなく大変でしたが、いまは快適な生活が送れています。とてもありがたく助けられていますが、いつかは地元に帰りたい気持ちが強いです」と話していました。

また、一時は地元に残る決断をしたものの、家族に説得されて4日前に夫と避難してきた輪島市山本町の高地ワカさん(86)は「輪島に残りたいと思って避難生活を送っていましたが、先に来ていた孫たちを追う形で避難してきました。家は半壊状態ですが、できれば今後、輪島に戻って生活がしたいです」と話していました。

一方、津波の被害を受けた能登町立壁から夫と避難している松浦久江さん(76)は「この3週間はあっという間でした。地震が起きたときはお風呂に入っていて、津波に巻き込まれるぎりぎりのところで避難しました。能登は地震が続いていて戻るのが怖く、できれば金沢や加賀で今後も生活したい」と話していました。

小松市で暮らしながら松浦さんの避難生活を支援している娘の谷徳枝さん(51)は「地震のあと、両親とは連絡が通じず、避難所で会えたときにはほっとしました。今後は両親のアパートなどを借りて生活ができるよう支援していきたい」と話していました。

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政府・与党 被災者の減税措置 1年前倒しで適用など検討 - nhk.or.jp

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能登半島地震では家屋の倒壊などの被害が甚大なことから、政府・与党は被災者を税制面で支援する方針です。

具体的には、災害で自宅や家財に被害が出た際に損失額に応じて所得税や住民税を減税する「雑損控除」という措置について、今回の地震の被災者に対しては1年、前倒しして適用することを検討します。

地震は今月1日に発生したため、本来は、ことしの所得をもとに減税されることになりますが、来月から確定申告が始まる去年の分の所得に適用できるようにします。

源泉徴収の給与所得者も申告すれば、去年の納税分から還付を受けられるようにします。

また、被害について雑損控除の適用を申告せず「災害減免法」などにもとづいて、減税や免税を受ける場合も、同様に去年の所得に適用することで調整しています。

政府・与党は、来月の確定申告に間に合うよう今週召集される通常国会に必要な法案を提出し、早期の成立を図りたいとしています。

政府は、これまでに石川県と富山県のすべての市町村を対象に国に納める税金の申告や納付などの期限を自動的に延長する措置も実施しています。

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Sunday, January 21, 2024

被災してPS5とニンテンドースイッチが水没…。被災者が体験した“ゲームメーカーの神対応” « 日刊SPA! - 日刊SPA!

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 外国と比べると自然災害が発生しやすいと言われている日本。今年も1月1日に起こった能登半島地震で、いまだ多くの人が避難生活を余儀なくされているわけだが、日本は地震以外にも台風や大雨、大雪など様々な災害に見舞われることが多い。そのなかの一つ、2022年9月に静岡県を中心に甚大な被害をもたらした台風15号を覚えているだろうか。  静岡市内に住んでいるMさんもその被災者の1人。6年前に購入したマイホームが半壊状態になるなど、まさに絶望的な状況に陥ったのだが、とある出来事によって非常に元気づけられ前向きな気持ちになれたという。

壊れてしまったPS5とNitendo Switch

ゲーム機

浸水によって泥水が中に入り、壊れてしまったPS5 
写真提供/Mさん

 観測史上最多の雨量を記録した台風15号。静岡市内では6万戸が断水し5393棟の住宅が浸水、Mさんの自宅も例外ではなくリフォームせざるを得ない状況になっていた。また、壊れてしまった家具や家電製品も多数あり、その損害額は1000万円にも上るという。 「浸水は床上40センチくらいで、一階の部屋にあった家電製品がほとんど壊れてしまいました。そのなかにはPS5とNintendo Switchもあったのですが、乾いたら起動するかと思って、3〜4日くらい風通しの良いところに置いて乾燥させてみたんですよ。あと、砂が入っていそうな端子部分は掃除機で吸い取ったりして。でも、どちらも全く動きませんでした」

ゲーム機を修理に出してみたものの…

 再び新品のPS5を買うとなると6万円ほどかかる。しかも2022年9月時点ではまだ抽選でしか買えず、高額転売商品がネット上に多く出品されていた。  そこで、まずは専用サイトから修理を依頼することに。浸水して動かなくなってしまった旨を伝えた上で本体を送ったそうだ。 「とりあえず、プレイステーションのオンライン修理受付サービスのサイトを見つけたので、申し込んでみたんです。なんとか1万円くらいで直ってくれないかな~って期待しつつ、本体を送ったら1週間後くらいに電話がありました。『機械の中に砂などが入ってしまっているので、もう直すのは難しい』と言われまして……」  1万円どころか、もう直せないと言われ落胆するMさん。ところが、その直後、受話器の向こうから意外な言葉が聞こえてきたという。 「でも、『今回はお見舞いという形で無償で新品と交換することはできます』って言ってもらえたんです。ただ、自分が持っていたのと同じ型のモノはもう製造していないので、いま販売している型になること、それとゲームのセーブデータは復元できないので、まっさらな状態のモノで良ければ交換が可能だということを伝えられました。ゲームのデータなんて当然諦めていたし、なんならより最新の商品を無料で交換してもらえるなんて夢のようでした」

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災害ボランティア、被災者ニーズどう聞き取る? 明石社協の登録者ら訓練、情報収集や寄り添い方を学ぶ - 神戸新聞NEXT

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被災者役(手前)から生活環境などを聞き取る参加者たち=明石市貴崎1

 災害時のボランティア活動を円滑にしようと、明石市社会福祉協議会が19日、災害ボランティアセンターの開設訓練を市立総合福祉センター(同市貴崎1)で実施した。災害ボランティアに登録する市民など計26人が参加し、被災者ニーズの聞き取りに挑戦した。(松本寿美子)

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Saturday, January 20, 2024

能登半島地震 京都府内の公営住宅で被災者の受け入れ始まる|NHK 京都府のニュース - nhk.or.jp

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京都府は、能登半島地震の被災者支援として無償で提供する公営住宅に4人が入居したことを明らかにしました。
ほかにも、入居に向けた調整は進んでいて、西脇知事は、「被災者のニーズを把握し、幅広く支援の準備をしたい」と話しています。

京都府は、能登半島地震で住宅に甚大な被害を受け、自宅に住めなくなった被災者を対象に、京都市や京田辺市などにある合わせて20戸の府営住宅を最長で1年間無償で提供することを決めています。
府によりますと、今月(1月)5日から始めた募集に25件の問い合わせがあり、このうち17日に石川県珠洲市から避難してきた、2つの家族で4人の入居が始まったということです。
これとは別に、3戸で入居に向けた調整が行われているほか、京都市でも無償で提供する市営住宅に3戸で入居が始まったということです。
このほか、京都府では、教育活動を支援するため、21日から石川県の教育委員会などに職員2人を派遣することも新たに決め、学校教育の再開に向けた調査をすることにしています。
西脇知事は、「被災地では中学生の集団避難が始まるなど、学校教育や生活への支援が必要だ。どのようなニーズがあるかを把握し、幅広く支援の準備をしたい」と話しています。

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被災障害者 受け入れへ 金沢の介護事業「ハートの家」:北陸中日新聞Web - 中日新聞

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被災した障害者らを受け入れる部屋を紹介する藪下佳代さん=金沢市久安で

被災した障害者らを受け入れる部屋を紹介する藪下佳代さん=金沢市久安で

能登支援へ団体設立 物資配布も

 能登半島地震で被災した障害者らを支援しようと、金沢市久安のグループホーム「ハートの家」が、ボランティア団体「のとささえーる」を立ち上げた。避難所に身を寄せるのが難しい障害者とその家族を、施設で受け入れる方針。宮城県石巻市の災害ボランティア団体が現地入りする際の拠点にもなっている。 (奥田哲平)

 ハートの家管理者の藪下佳代さん(50)は1日の地震後、つながりのある障害者施設と連絡を取り、何とか無事を確認した。ただ、障害者の中には「環境の変化に敏感で避難所に入れない人もいる」と懸念し、ハートの家で空くワンルームの3部屋を用意した。

 交流サイト(SNS)で発信したところ、徐々に問い合わせが増えている。金沢市内で1人暮らしをしていた障害者が地震に不安を覚え、入所を希望する相談もあった。「家族を含めていったん避難し、次にどういう福祉サービスが必要なのか提案しながら支援したい」という。能登を支え、エールを送る意味で名付けた「のとささえーる」として寄付金を募り、避難者の身の回り品などをそろえる予定。被災地に残る障害者施設向けに、必要な物資を届ける活動も始める。

 2011年の東日本大震災を機に設立された一般社団法人「ビッグアップ石巻」とも連携。施設が借りるアパートの1部屋を提供し、被災地で活動するメンバーが拠点として利用している。団体は3日夜に珠洲市内に入り、市社会福祉協議会の運営支援や避難所での物資配布を続けている。メンバーで石巻市議の原田豊さん(43)は「支援者も体力的に、精神的にクールダウンできる時間と場所が必要。とてもありがたい」と話す。

 ハートの家は訪問ヘルパー事業を母体としており、藪下さんは「今後は、能登半島から高齢の親を呼び寄せた金沢市内などで、在宅ヘルパーが必要になるはず。長期的に草の根で支援を続けたい」と話し、有償ボランティアとして派遣する取り組みも見据える。障害者らの施設入居の相談は、利用する相談支援専門員に連絡してほしいという。

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Friday, January 19, 2024

能登半島地震 被災者支援物資を12カ所で受け入れ 札幌の市民団体:北海道新聞デジタル - 北海道新聞

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 能登半島地震の被災者支援に取り組む札幌の市民団体「森の時間SNOW HOKKAIDO」は市民からの物資受け入れ拠点を市内12カ所に開設する。各所で開設日時は異なる。最長28日まで受け入れ後、10トントラックで石川県へ運ぶ。日時などは同団体のホームページで確認を。問い合わせは同団体のメール(zorrori1@gmail.com)へ。

 市内の拠点は次の通り。...

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Thursday, January 18, 2024

有馬高生らが三田駅前で募金、能登の被災者支援呼び掛け 7校がリレー形式で21日まで - 神戸新聞NEXT

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募金活動を行った高松里菜さん(左)ら有馬高校の防災ジュニアリーダーの生徒=三田市天神2

 能登半島地震の被災者の力になりたいと、有馬高校(三田市天神2)の生徒たちが14日、三田駅前で義援金を募った。その活動が市内の他の高校と特別支援学校の7校にも広がり、19日から3日間、リレー形式でつなぐ。

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「野菜食べたい」被災者切実 偏る栄養、「ジュースも有効」―志賀町・能登地震 - 時事通信ニュース

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2024年01月18日13時31分

避難所に置かれた支援物資の食料。ご飯やパン、カップ麺などの炭水化物がほとんど=15日午後、石川県志賀町

避難所に置かれた支援物資の食料。ご飯やパン、カップ麺などの炭水化物がほとんど=15日午後、石川県志賀町

 能登半島地震で最大震度7を記録した石川県志賀町では、今も断水が続き、避難生活に終わりが見えない。避難所に届く食材は主食中心で、栄養面に偏りがある。被災者からは「野菜を食べたい」「体が弱るのが心配」と切実な声が上がる。

進まぬ水道管耐震化 目標6割、9県が3割満たず―石川36%、21年度末・能登地震

 避難所となっている志賀町地域交流センター。支援物資置き場を見ると、パンやおにぎり、カップ麺などの炭水化物が目立つ。3日から身を寄せている男性(66)は「糖尿病なので、野菜を食べたい。物資を運んで来てくれた人に尋ねても、『野菜の入った食べものはない』といつも言われる」と残念そうに話す。
 ぜんそくの持病がある避難者の橋本恵美子さん(51)は、連日おにぎりやカップ麺で食事を済ませている。消化がうまくできず食欲もなくなってきたといい、「ぜんそくが悪化したり、感染症になったりしそうで心配。温かいご飯や野菜が恋しい」と語った。
 野菜など新鮮な食材が被災者に届きにくいのは、避難所によって冷蔵庫や調理器具の有無が異なることも背景にある。志賀町の避難所を巡回して食事内容を調査した管理栄養士の橋本智恵子さんは「主食、主菜、副菜がそろう食事が必要。バランスが取れていないと、健康やお通じの問題が出てくる」と危惧する。
 東日本大震災では、宮城県内の避難所の約8割で食事が炭水化物に偏り、たんぱく質やビタミン類の摂取が大幅に不足したとの調査結果がある。糖尿病が悪化したり、塩分調整ができず高血圧になったりするケースがあり、橋本さんは「野菜ジュースなどを1日1本でも飲んで」とアドバイスしている。

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Wednesday, January 17, 2024

“炊き出しカレー食べ”...批判 山本太郎氏が反論「残り物」 被災者はどう見る? - goo.ne.jp

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17日午後に会見を行ったのは、れいわ新選組の山本太郎代表。

山本太郎参院議員「いま応援に入られている方々に対しても、温かい食事が提供されないとダメですよ。山本太郎のカレーごときでこれだけ炎上する話」

山本太郎氏は、訪問した被災地の避難所で、炊き出しのカレーを食べたことをSNSに投稿。
これに対し、ネット上で「被災地の貴重なカレーを食べるな」などの批判を浴びていた。

山本太郎参院議員「わたしが食べさせていただいたカレーは、夜9時くらいですから、つまり何かといったら全体の配食が終わって、NPOの方々もみんな食べ終わられたあとの残りの物だった」

独自の主張を繰り返し、国会を騒がせてきた山本太郎氏。
地震発生から4日後の5日、レンタカーで被災地、石川・能登町の町役場に入ったことをSNSで報告。

一方、岸田首相はこの前日に、物資の輸送ルートを確保するため、不要不急の車での移動を控えるようSNSで呼びかけたほか、国会では、れいわなどを除く与野党6党が、国会議員の現地視察の自粛を申し合わせていた。

山本太郎氏は、17日午後の会見で...。

山本太郎参院議員「本当にばからしいなと思いますね。わたしは自分がやるべきことをやっただけ、それ以上でも、それ以下でもない、そんな感じ」

被災地訪問について、山本氏は自身のSNSに、NPOのテント設営を手伝う写真も投稿。
被災地では車中泊で過ごし、避難所での食料の課題などを訴えた。

こうした中、物議を醸したのが...。

「彼らの晩ごはんの炊き出しに誘われ、凍える寒さの中、カレーをいただく」とNPO職員に誘われ、炊き出しのカレーを食べたことを報告。

ところがネット上では、被災地の炊き出しを食べたことに対し、「誘われても食べたらだめ」などと批判の声が上がった。

17日も炊き出しが行われている能登町の町役場。
被災者は、山本氏の行動をどう思っているのだろうか。

被災者に話を聞くと、「(5日は)まだ食べ物が厳しい状況だったので、被災者のための食事を食べるというのは、いかがなものかと思う。パフォーマンスじゃないですか」と否定的な声がある一方、「被災している人がどんなものを食べているとか、発信してくれるのはありがたい。現状は知ってもらいたいので」といった声も聞かれた。

本人は17日の会見で次のように強調した。

山本太郎参院議員「『おいしい物作ったから食べてってよ』と言うことに関して、断る理由はありません。普段食べるカレーの何万倍もおいしいものでもありました。そういうものを食べながら、情報を手に入れるということのうえでも、非常に重要な部分を占めると思います」

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ワコール、被災者に下着を無償提供 自治体へ発送開始―能登地震 - 時事通信ニュース

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2024年01月17日14時13分

ワコールが能登半島地震の被災者支援で無償提供する女性用の使い切りタイプの下着(同社提供)

ワコールが能登半島地震の被災者支援で無償提供する女性用の使い切りタイプの下着(同社提供)

 ワコールは、能登半島地震の被災者に使い切りタイプの下着を自治体などを通じて無償提供すると発表した。要望のあった自治体への発送を17日までに始めた。着の身着のままで避難した被災者の間で、下着を替えたいとの声が高まっていることに応える。

グンゼ、被災地に保温衣類提供 肌着1万2000枚、靴下4000足

 提供する下着は、女性用のハーフトップとショーツの上下で、1回使い切りタイプ。紙と不織布を使用した伸びのよい素材で、MからLLまでワンサイズで対応する。
 同社は、被災地の自治体や被災者支援を行うNPO、ボランティアグループなどを対象に無償提供の依頼を2月末まで「お客様センター」で受け付ける。提供する商品や数量は希望を踏まえて検討する。「男性用や子ども用の下着の要望も受け付ける」(広報担当者)という。

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Tuesday, January 16, 2024

「どうやって暖を…」 寒さの中 車中泊続く被災者も[2024/01/16 06:24] - テレビ朝日

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 地震発生から2週間を越えた現在も石川県輪島市では、厳しい寒さのなか、車中泊を強いられている被災者がいます。

 輪島市にある避難所になっている小学校では、いまだに多くの被災者が車中泊を続けています。

車中泊の被災者
「そこ(寒さ)はやっぱり厳しいですね。どうやって暖をとるか、いつも考えている」

 一方で、この小学校は県外から支援に駆け付けたトルコ人団体のキッチンカーの拠点にもなっています。

 愛知県と岐阜県に住むトルコ人から食材や費用を募り、被災者にケバブなどの食事を無料で提供しています。

被災者
「うれしいわ、涙出るわね」

キッチンカーで支援 ビルギ・アイハンさん
「うち(トルコ)も地震の国だから、何かあった場合はすぐ助けに行かないといけない。トルコで地震があった時に、一番に(支援に)来た国が日本だった」

 ケバブなどの提供は珠洲市などでも行うということです。

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被災者のメンタル面を配慮 寄り添う意識で支援 和歌山県職員報告 - 産経ニュース

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被災地の状況について和歌山県の岸本周平知事(手前)に報告をする県職員ら=和歌山市

能登半島地震で被災地へ派遣された和歌山県職員10人のうち7人が16日、県庁で岸本周平知事に活動を報告した。職員らは石川県能登町で、避難所運営などの支援活動を行った。職員らは「被災者に『寄り添う』という意識を持って活動した」と振り返り、先の見えない避難生活を送る被災者のメンタル面を気遣った。

和歌山県は関西広域連合が決めたカウンターパート方式で能登町を支援。職員10人は10~14日、同町の避難所5カ所に2人ずつ入って活動した。隣接する輪島市の日本航空高校能登空港キャンパスの教室に宿泊し、車で避難所に通った。道路は大きな被害を受けており、路面の凹凸がひどく、雪で状態がわからず、移動に神経を使ったという。避難所では、避難者名簿の作成や管理▽食料や物資の管理▽要配慮者への支援▽行政サービスの周知-などの支援活動を行った。

「断水が続いて、近くの小川から水をくんでトイレを流す状況が続いていた。電気、ガスは戻ってきているので、『早く水が戻ってほしい』という声が聞こえてきた」。派遣された広報課の西田治彦副課長は地震発生から2週間を経ても生活環境が戻らない状況を報告した。

職員らは報道陣の取材に対し、食料はそろっているが、段ボールベッドや間仕切りや避難所の環境改善に必要な資材は不足している状況を説明。今後、最も懸念されるのは「長期化する避難生活での被災者のメンタル面」と強調した。

また、「疲労、ストレスをなんとかフォローする対応が必要」「家が倒壊し『どうしようか』と泣きながら話す人がおり、2週間たつと疲れてきている。一日も早く、少しでも次の生活を見据えた支援を」「今後、どうやって自立していくかを心配していた」と証言。避難所の環境改善や2次避難、仮設住宅の建設など避難者の負担軽減を願っていた。

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被災者が都営住宅入居 「毎日不安だが、ありがたい」 能登半島地震 [能登半島地震]:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

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 能登半島地震の被災者の受け入れが東京都営住宅で始まっている。入居した夫婦が16日、報道陣の取材に応じ、「これからどうなるのか毎日不安だが、助けてもらって生活ができてありがたい」と話した。

 石川県七尾市の奥井俊文さん(67)、真理子さん(67)は、海に近い木造住宅に2人で暮らしていた。1日の震度6強の地震で自宅は傾いた。「横揺れが激しく、ギシギシと長時間すごい音が響いた」と俊文さん。断水や液状化が発生し、透析治療も必要なことから、夫婦は金沢、名古屋へと避難した後、首都圏に住む長女を頼って13日に都営住宅に入居した。

 俊文さんは「怖くて戻りたくない」。今後の罹災(りさい)証明で住宅の損壊状況がどう判断されるかが心配という。真理子さんは「大変な人がまだたくさんいる。命があるだけ恵まれている。一日も早い復興を願っている」と話した。

 都は、継続して住むことが難しくなった原則半壊以上の被災者を対象に、都営住宅100戸程度を無償で用意するとしている。使用料や敷金、駐車場費を免除し、部屋にはガスコンロや冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビ、布団などを調える。光熱費や引っ越し費用は自己負担。15日現在で128件の問い合わせがあり、50件を受け付け、7世帯が入居した。(張春穎)

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からの記事と詳細 ( 被災者が都営住宅入居 「毎日不安だが、ありがたい」 能登半島地震 [能登半島地震]:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
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